北海道鹿部~かやべ一帯で水揚げされたサバ 漁場通販
北海道鹿部~かやべ一帯で水揚げされたサバです。水揚げ時はまだ活きてますが、サバは非常に鮮度落ちが早くすぐに身が柔らかくなるので、いち早く工場へ持ち帰り刺身用にフィレ加工しています。
ほとんど流通しない刺身用さばフィレ
前浜で水揚げされる真ほっけ同様、さばは極端に鮮度落ちが早い魚です。水揚げされてからすぐにフィレ加工しないと、身が崩れてしまい刺身には使えなくなります。
ほとんど流通していない理由は、それだけではありません。フィレを作っても凍らせるスピードが「超」がつくくらい素早くないと、これまた身崩れしてしまいます。すごく簡単な課題ですが、これが出来ないので、刺身が出回らないのです。
刺身用に作るには、水揚げ地の近くに工場があり、水揚げ後すぐに捌けること、そして包丁技術、冷凍技術と3点揃っていることが必須です。
上の動画は、2018年8月3日の臼尻~木直漁港。冒頭で漁船を埋め尽くしているのがサバです。ほとんどが1尾100g前後の小さいサイズですが、中には1尾500g以上のサイズも出てきます。
さかなだマートではサイズ、鮮度ともに選別された1尾300g~600gのサバを入札で落としてきます。水揚げは例年、9月をピークに10月まで続きます。