北海道海鮮料理レシピPRO
いくらの醤油漬け
素材を活かした非常にシンプルなイクラの醤油漬けのレシピです。イクラを徹底的に洗うこと。洗いの塩水の濃度と漬け込み時間をどうするか。イクラの皮の厚さを見極めること。醤油を選ぶこと。その基本を抑えたら、独自の隠し味をすることが、自分の料理となります。イクラに醤油が入ってゆくのは浸透圧による作用です。皮が厚いと時間がかかります。なかなか醤油が入らない場合、醤油を足すことで解消できますが、一気に漬け込みたい場合はザルにあけて、少量の醤油で漬けなおします。
どんな調味料、臭み消しを入れてもイクラの洗いが良くないと、仕上がりません。洗いのための塩水濃度と漬け時間、醤油の濃度と量、これらのバランスを高度に探り、本物を極めてください。
ヒントとなる注意点をいくつか挙げます。
1.皮が厚いと、浸透圧の関係上醤油が入り難い
2.洗いの塩水濃度も浸透圧のことを考え、イクラ内部のうまみが外に流出しないように気をつけてください。
3.醤油の濃度も浸透圧を考えて選びましょう。
4.ある程度安定した味を出すためにレシピを作りますが、皮の厚さで漬け込み時間が変わりますので、あくまでも最終決定はタイマーに頼らず、自らの舌で確認してください。
5.イクラの脂の乗りが良いと、醤油が入り込み難くなります。漬ける前にどれだけ脂が乗っているのか確認してください。
6.醤油選びが大切です。
材料 (5人前分)
イクラ 醤油
作り方
イクラを臭みが抜けるまで、塩水で洗います。
ザルにとり、水分を切ります。
醤油に漬け込みます。
ザルにあけます。