鮭の内臓の食べ方
意外と知られていないのが、鮭の内臓の食べ方です。
まず、どの内臓を食べることができるかなんですが、心臓、胃、血合い、雄なら白子などが美味しく食べることができます。
心臓は、三角錐の形をしていて、エラの付け根付近にあります。水洗いして、塩焼きにすると美味しいんです。
胃は開いて、内側の粘膜や粘りを包丁の背でこそげ落とし、よく水洗いして、これも塩焼きにします。
さて、血合い?と疑問に感じる人がおられることと思いますが、秋も中盤になると、血合いが固まってきており、おなか側から血合いを覆っている薄皮を包丁で切り、少し先の尖ったスプーンなどでこそげとります。
その血合いを醤油を入れたボールに漬け込むこと一晩。翌日には美味しいメフンが出来上がります。あつあつのごはんに乗せて食べると美味しいんですよ。
血なまぐさいと思われそうですが、いえいえ、クセもなく、ほんとに美味しく食べることができます。
ただし、いずれも鮮度が良くなくては使えません。