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浸透圧を利用したイクラの味付け

いくらは醤油漬けが一般的です。これを洋風に仕上げるテクニックです。

浸透圧とは、濃度が低いところから濃いところへ移る作用を言います。それを利用して、魚や魚卵に漬け汁を浸透させるテクニックです。

イクラは皮がフィルターになり、外部と内部の液体が出入りします。濃い液体で漬ければ、まず、内部から外部へ液体が流出しようとする現象が起こり、そのあと、外部から内部へ液体が流入します。そして最終的には外部と内部のバランスができあがるわけです。

薄い液体で漬けると、外部から内部へ流入する作用が起こります。この流出入を利用して、白ワインなどをイクラの中へ入れることもできるわけですね。見た目はイクラなんだけど、食べると白ワインの香りがする驚きのイクラが出来上がります。工夫次第でいろんな風味や味を持つイクラ料理ができます。

人は意外な喜びに大きな感動を覚えます。「期待していなかったのに、食べるとおいしい!」や、逆に良い料理でも「期待していたのに、期待ほどではなかったなあ・・。」というふうに。いかがでしょうか。

みなさんもグリーン色したイクラや、ハーブの香りがするイクラに挑戦してみては?盛り付けにも一役買ってくれそうです。

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