裏年について
水産業の業界用語のひとつに「裏年」というものがあります。これはですね、野菜にしても魚にしても豊漁だった翌年は不作になったり不漁になったりすることです。
また、魚が揚がる周期というものがあります。たとえば、噴火湾の一大漁としてタラコで有名なすけそうだら漁があります。このすけそうだらは7年周期で大漁になると言われています。ただ、あまりたくさん揚がるからと一網打尽にするような漁をしたり、小さな小魚を捕ったり欲を出すと、産卵ができなかったりして種が絶えていきます。
自然のことをよく知り、種を絶やさないように調整する必要が年々高まるでしょう。