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レジーム・シフトRegime Shifte

東北大名誉教授が発表したレジーム・シフト(基本構造の転換)という水産資源における魚種交代のシステムがあるのですが、これは、ある特定の魚種が乱獲により大増減が起きるのではなく、種の交代劇だという主張です。発表当時、米国などの世界の著名学者らは、唖然とした面持ちで聞いていたそうですが、その後の論文などで、認められていったそうです。

大気-海洋-海洋生態系から構成される地球環境の基本構造が、数十年の時間スケールで転換することを定義したものです。数十年という時間スケールで魚種の交代劇があるのですが、例えばマイワシが少なくなり、マサバに交代することなどがあげられます。増えすぎた魚種が悪い卵を生み出し、ふ化しても大半が死滅する現象が起き、回遊から沿岸魚に戻ったりします。それにとって代わってマサバなどの違う魚種がレジーム・シフトにより、増えるのです。

ただ、増える過程で、発達した巻網漁法の漁獲圧により増大できずにいたりします。また、特定魚種の資源変動がスムーズに進行しなくなれば、魚種交代のシステム全体が破壊されるおそれがあると警告されています。こういった問題を解決するには漁業関係者のみに委ねていては解決しないので、政治の力で解決を叫ばれる声も高くなってきました。

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