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社長日記(2005年)

2005年12月28日

翌年の出荷は5日からです。

今日の北海道は天気も良く晴れわたっていました。でも風はかなり冷たいんですよ。普段、忙しいと風や気温を感じることはないのですが、家の扉を開けると風はどちらから吹いているのだろ、空気は何度くらいだろうと感じるように意識しています。先日テレビで、動物写真家の岩合さんが出演していましたが、彼が言うには、ほんの少しでいいので、朝起きたら、風はどちらから吹いているのだろうとか、目の前を横切るネコはオスなのだろうか?メスなのだろうかと、ちょっと気をつけていると、人間の中の動物的な勘や本能が呼びさまされるそうです。

これは特に都会の人たちにおすすめだそうで、都会に住んでいても、そういった感覚を研ぎ澄ますことができるそうです。ビジネス社会にいる人たちにもお勧めしたいですね。書類と電車と家だけの毎日であっても、たとえば少しでも外へ出ることができると、繰り返しの日常に埋もれることがなく、感性も呼び覚まされ良い気分転換になるかもしれません。野生を少し取り戻しましょう。一度やってみてください。

いやあ、今年は さかなだマートにとってたいへん有意義な年でした。みなさまにご愛顧いただいたことが一番の幸せでした。正直なところ、パーフェクトとまでは言えませんでしたが、私はじめ、スタッフも自分の持つ力を100%使ったことは確かでした。考えていた以上にご支援いただき、満足な仕事ができたと思いますが、同時にいろいろ反省点もありました。この反省点を来年早々に改善し、更にご支援いただけるサイトにしてまいりたいと思います。失敗したとき、反省し、後悔せず、より良いものを作れるチャンスであると切り替え励んでまいりました。来年も更にご支援いただけるように品質、サービスともに向上させてまいります。どうぞ末永いお付き合いをいただけますようお願い申し上げます。

さて、今年は29日午前中で、さかなだネットは仕事終いとなります。来年は5日からスタッフが会社に出てまいります。みなさまも良いお年を迎えることができるようにと、北海道からお祈りしております。

2005年12月26日

交通麻痺

みなさま、クリスマスはいかがお過ごしでしたか? 漁師町のクリスマスは非常に静かです。すけそうだら漁の真っ只中なので、朝早くから漁に出るため、町は早くから眠りにつきます。

この町から40分の函館では、町も飾りつけされて、クリスマスで賑わいます。赤レンガ倉庫(金森倉庫)では、大きな大きなクリスマスツリーが飾られ、たくさんの人で賑わいます。花火も上がるんですよ。

今年は本土でも各地で大雪が降り、交通が乱れています。みなさまへお届けする荷物にも若干の遅れが出る地域が出てきています。普段雪が降らない地域に雪が降ると、雪道に順応していないため、少しの雪でも交通に支障が出てしまいます。この時期、北海道では車のタイヤも全車と言っていいほどスタッドレスタイヤを履いていたり、常に除雪車が道路を整備したりします。また、道民も雪に慣れているため、道内での雪ではほとんど影響は無いんです。

荷物の遅れは、ほとんどそういった地域の交通麻痺による遅れだそうです。また、年末に荷物が集中することも影響しています。一時、特定の地域へのお荷物は受付ないとの運送会社もありました。

今日の情報では、確実に回復してゆきつつあるとのことです。天気も北陸以北が雪であることを除いて、だいじょうぶなようですね。私たちも精一杯早く荷物を出すようにして、年内のお届けに間に合おうように努力しております。お荷物が届きにくい地域のみさなまはご心配でしょうが、回復しつつありますので、その旨お知らせいたします。

いやあ、自然には勝てませんね。漁師町の人々も、魚がたくさん来ていて、漁に出たいのに天候が悪く、時化が何日も続いたりして漁期を逃がしたりすることがあります。そんなとき、漁師たちは、「自然には勝てね。」と、天候が回復するのを待ちます。北海道からでは、大時化が来ると船が出なかったり、上空が荒れると飛行機が飛ばなかったりしますが、島なため、航路と空路がとまりますと、お荷物のお届けが遅れる場合がございます。

今回は本州のほうでの交通麻痺のようですが、一刻も早い回復を祈るばかりです。

 

 

2005年12月23日

ラジオ出演

昨日、初めてラジオ出演しました。テレビには何度か出演したことがあるのですが、ラジオは初めてでした。電話でのトークだったのでテレビと違って気楽だなって感想です。いつもの仕事場で、いつもの服装で、いつものように誰かと電話で話すような、そんな気軽さが良かったですねえ。

ラジオって最近はめっきり聞かなくなったのですが、受験のときはよくラジオを聞いていたので、また聞いてみたいなって気になりましたね。ラジオの世界って特有のものがありますね。話してる相手の顔が見えないから、話しに集中するってことと、どんな人が話してるんだろって想像が広がります。

受験の時などは夜中一人で勉強するので、眠気や寂しさをまぎらわすのに丁度よくて、気に入った番組があると、楽しみにしてました。時折、受験でがんばっている人たちお疲れさま~って聞こえてくると、「ああ、夜中に勉強しているのは僕だけじゃないんだ。」って、また頑張ろうなんて思っていました。いやあ、懐かしいですねえ。

そんな思い出深いラジオに自分が出演してるんだなって思うと、なぜかうれしくなってきて、ついつい話しが熱くなりすぎたかなあ・・って。笑

おっと、ネコがすり寄ってきました。北海道にいると、冬はみるみる太ってきて、タヌキみたいなんですよ。笑 皮下脂肪を蓄えて寒さに備えるんですね。で、夏になるとまた一気に痩せます。ほんと、自由に調整できるって不思議ですね。(^ー^)にこっ 

さてと、今日も一日忙しかったけれど、充実した日を過ごすことができました。

感謝。

2005年12月20日

漁師町の年末

噴火湾にも、そろそろ、すけそうだらもやってきたみたいです。漁師さんたちが俄かにあわただしくなってきています。噴火湾は、すけそうだらと、ほたて貝のメッカです。以前にも書きましたが、漁師町は魚が来てくれないと、銀行から、車屋さん、商店がみんな影響を受けます。

今日は友達の自動車整備工場に行ってきたのですが、いつもと違って大将とおかみさんだけいるのですね。事情を伺うと、「漁師が調子悪いから、車も売れないんだよ・・。」とのことでした。車が売れない、整備に出さないから、売り上げが上がらなくて、ついには息子夫婦とケンカして息子たちが飛び出してしまったんだ。とのことでした。

お二人とも定年を過ぎたお年を召しているのですが、油と土にまみれて工場を掃除したりとたいへんなご様子でした。噴火湾にも転機が訪れているように思います。今までの習慣から脱して、経済が成り立つような仕組み作りが必要だと思うんですね。でも、なかなかそう簡単にはいかないのが現実です。高齢化社会を迎えて若い人たちが少なくなったということも原因のひとつでしょう。

噴火湾には魅力ある魚がたくさんあります。観光資源、食料資源、内地(本土)には無い、魅力あるものが沢山です。この資源を絶やさないようにし、もっともっと沢山の皆さんに情報発信してゆければと、私たちは考えています。鹿部町は、天然魚だけではなく「育てる漁業」をスローガンにしています。でも、育てるにもコストがかかります。それには鹿部町の良さをもっとアピールできなきゃね。

実は、鹿部町は、やっとADSLが来たばかりで(実は私たちの会社の地域はまだISDNなんですよ。笑 来年あたり来るらしいのですが・・)、この素晴らしい資源を発信することにもたいへん遅れているんですね。そこで私たちさかなだネットのスタッフは、噴火湾の素晴らしい情報をもっともっと発信して、みなさまに知ってもらい、楽しんでもらい、そして新しいジビネスモデルを作り、町にも貢献したいなって考えているんですよ。

いや、ほんと、この素晴らしい北海道を守ってゆきたいです。それには僕たち若い人たちが、やんなきゃいけないと思うんですよ。

さあ、明日は大漁かな。

2005年12月11日

すけそうだら漁

噴火湾のすけそうだら漁が始まりました。夏、函館から始まるイカ漁が、そろそろ終わりを迎えようとしています。潮の流れが変わると、イカが去り、すけそうだらが噴火湾で産卵を迎えるために集まります。噴火湾は、すけそうだら漁のメッカです。たらこも美味しいたらこが出来ることで有名です。

すけそうだらは、「すけとうだら」とも「すけそうだら」とも呼ばれます。また「助子」とも呼ばれますが、すけとうだら漁はたくさんの助っ人がいることからつけられたと言われます。たらこには、真子、目付、水子と三種類あり、産卵を重ねるごとに真子から水子に変化してゆきます。水子は産卵が済んで透明になる現象を言いますが、真子が良いのは言うまでもありません。

真冬に行われるすけとうだら漁は、厳寒ため、気をつけないと凍傷になることもあります。沖から帰ってきた漁師さんの顔は紫色になっていますが、これも軽い凍傷なんですね。作業はたいへんな重労働なので、覆面などをつけると、汗が冷えてかえって凍傷などになります。最近は、汗を外へ出す新素材の生地もありますので、漁師さんにすすめてあげたら、暖かいし、作業のあとの冷えもないので、調子いいと喜んでいました。

大漁のときは船いっぱいに魚を積んで帰ってきます。築港に着くと、箱に詰めて、すぐ出荷準備をします。そのときは家族総出で手伝います。正月前から漁が調子いいと、気持ちよく新年を迎えることができるんですね。 この町は、すけそうだらが来ると、銀行から、自動車工場から、ほとんどの商店が潤います。

現在のところは、まずまずというところでしょうか。 まだこれからですが、大漁になることを祈る毎日です。

 

2005年12月04日

3年ものほたて片貝の製造を初めました。

おまたせしました。売り切れでご迷惑をおかけしておりましたが、八雲産のほたて貝の入札が開始され、片貝の製造も再開できるようになりました。年々人気の片貝、今年春には、相当数仕込んだはずなんですが、半年も持たないうちに売り切れてしまいました。ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げますとともに、待っていただいておりましたことを感謝いたします。

改めてほたて片貝についての説明ですが、浜から揚がったほたて貝を1~2日水槽に入れて活かし込み、元気に泳ぐくらいまで復活した貝を、これもまた一枚一枚手作業で貝を開け、ウロ(黒い臓器)を取り除き、包装して急速冷凍します。非常に手間のかかる作業ばかりの商品ですが、喜んでいただいておりますので、引き続き製造を続けたいと思います。

実は、昔はこのあたりの他メーカーも作っていたらしいのですが、手間がかかるということで止めたところがほとんどです。今は極少数のメーカーが大量注文の折のみ作っているみたいです。貝を開ける手間がないので使い勝手がよく、また、盛り付けた時も見栄えが良いからでしょうか。年々人気が高まっております。バーベキューシーズンなどはひっぱりだこです。実はこの貝付きには、おいしい理由があるんです。貝の兆番の小さい黒い部分があるのですが、ここから貝のエキスが出るのと、貝自体からも出しが出るので、貝と一緒に焼くとたいへんおいしいのですよ。これはなかなか知られていませんね。

一度おためしください。

長らくサイトを停止しておりましたが、商品が売り切れが多いことと、また、サイトの手直しが必要なため、お時間を頂戴しておりました。また、通常通り運営してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

噴火湾は今、連日雪が降り、すけそうだら漁がまっさかりです。年末の繁忙期に入りますが、みなさんのご盛況をお祈りしております。

すけそうだら漁
船が沈まんばかりに、積み込まれたそうけそうを陸揚げするところ

2005年10月16日

くらげ大量発生

くらげが大量発生しています。特に本土の太平洋側沿岸、函館近辺までを覆っています。定置網にも入ってきており、漁業にも影響が出ています。鹿部も鮭の魚群に影響が出ています。鮭の一群にも一時影響が出て、まったく捕れなかったこともありました。第二群に期待していますが、鮭が戻ってきた頃には筋子も成長しきってしまうのではないかと浜の話しです。このクラゲ傘の大きさが1mもあります。

2005年10月05日

函館屋台村

函館の大門地区に23日、屋台村がオープンします。友達がピザ屋台と、カニ屋台を出店することになり、お店の内装を見てほしいとのことで行ってきました。25~26店舗あり、焼き鳥屋さん、イタリアン、ピザ屋、かに屋台、炭火焼き屋台などたくさんあります。まだ建築途中ですが、楽しそうな雰囲気です。友達は噴火湾に水産加工場を持つ古くからの水産業で、ピザ屋さんを作るので、見て欲しいと依頼があったのです。私もイタリアンレストランを経営していますので、厨房は働きやすい動線になっているか、客席は安全性を含めて利用しやすい客席になっているのかなどよくわかりますので依頼されたんです。あれやこれやと見ているうちに、こちらまで函館に出店したいなって気持ちになってきます。(^ー^)

函館にお店を作るのは一つの目標なんですよ。異国情緒漂う町なので雰囲気もぴったりです。少しエンタテイメント性の高いレストランを建てたいですねえ。ちょっとしたショーやミュージックライブを見ながら、食事するって楽しいですよね。ヨットハーバーなどもありますのでロケーションとしてはバッチリです。こちらで水産業をしているとよく言われることがあります。「社長~、水産業やめてレストランしてよ。」って。笑 まあ、函館にはあまり美味しいイタリアンレストランが無いので困ってるらしいんですね。

でもそう簡単にはいかないのも確かです。函館は観光シーズンは良いのですが、雪が降ると難しいんですね。でも、いつか建てたいなと考えています。だって、素材は本当に良いものが沢山ありますから。そして何よりこの町にお世話になったので、地元の町にも貢献したいからなんですよ。

2005年10月04日 (水)

鮭釣り

やりました!釣りました!って言っても私じゃなく、息子です。 3.5kgとあまり大きな型ではなかったのですが、メスなんです。もちろん夜はイクラ丼にしましたよー。いやあ、川に上る前の河口付近の鮭は子ばびっしりです。ただし、遡上する直前の卵は少し硬いんですね。食べるときイクラが少し逃げるようになります。でも、おいしかったですよ。写真を載せます。

鮭釣り

 
2005年10月04日 (火)

秋の気配

北海道は朝夕めっきり寒くなりました。漆の葉も燃えるような赤で彩っています。北海道の秋は短く、一気に燃え盛るように紅葉してパッと散ります。吉野の桜のようです。明日、再び鮭釣りにチャレンジしようと思っています。聞くところによると月の満ち欠けで鮭が釣れるとか、釣れないとか・・。う~む。昨日?だったか新月だそうで、明日は釣れるぞって勇んでいます。いやはや釣りたいですねえ。で、同じ釣るならメスがいいですね。(^ー^)にこっ もちろん!いくら丼がたべれるからね。水産業やっいてたくさんイクラ見てるんですけどね。笑

 あ、そうそう。最近直径1メートル近くあるクラゲが北海道沿岸を浮遊していて、鮭とイカが捕れなくなってるんですね。一群が途切れてしまって、このままだと鮭の値段が上がってしまいます。第二群が来てくれるといいですね。 

さて、みなさん、温泉、食欲の秋です日々お忙しいでしょうが、新たな発見や気分転換のために、少し足を伸ばして紅葉や温泉、美味しいものを楽しんでください。

 

2005年9月25日

鮭釣り

今日は鹿部の川に友人たちと鮭釣りに行ってきました。小さな川ですが、時期になると鮭が沢山あがってきます。まだ少し早いのですが、土曜、日曜ともなると、たくさんの釣り人が集まってきます。川はたくさんあっても釣って良い場所となると、少ないんです。まだ真っ暗な時間から釣り場に入って場所取りをするのですが、いやあ。。上には上がいるもんです。4時に出て車で10分くらいのところに向かったのですが、ずら~っと車が並んでいました。みなさん好きですねえ。

水産業をしていると、この時期、一日数百キロの鮭をさばくのですが、やっぱり釣りとなると違うんですね。前夜から竿を用意したり、仕掛けを作ったりとわくわく、そわそわ。 でも、目の前に鮭が見えていても、なかなか釣れないもんなんです。川を遡上して産卵の準備をしているんでしょうね。それでも中にはエサを食べる鮭もいて、それを狙うわけです。

鮭は最近、ガンの予防効果があるとのことで注目を浴びましたが、高血圧なんかにも良いらしいですよ。輸入ものが多かったのですが、近頃健康を意識する方が増えたこともあって、脂が少ない鮭に人気が集まってきています。確かに脂の少ない鮭はさっぱりしていて、赤身のおいしさがあります。ルイベなんか好きですね。ルイベはアイヌの伝統料理なんです。寒い時期に寒風にさらして干す保存食だったんですね。ただ凍らせただけのルイベが出回っていますが、本来は寒風にさらしながら干します。北海道は伝統的な定番料理となると、アイヌ料理が多いんです。実は今、アイヌ料理に興味があって勉強しているところです。そのうちみなさんにも紹介しますね。

で、釣果はって? いやあ・・勇んで行ったのですが、全員坊主(全く釣れなかったこと)でした。笑 大きな波をかぶって長靴の中に水が溜まり寒くなってきて2時間くらいで帰りました。 で、少し寝て、また夕方に出たのですが、これまた坊主でした。 やれやれ。あと10日くらいでしょうか、鮭も姿を見せてくれませんでした。しばらく週末には通ってみたいと思ってます。シーズン中1匹でも釣り上げたいですねえ。 釣れたら写真アップしますね。

 
2005年9月20日

プロサイトオープンを迎えて

個人様用さかなだネットに続いてプロ向けサイト、さかなだマートをオープンする運びとなりました。このサイトを初めましたきっかけは、売り手と買い手が集まるサイトである、マーケットプレイスはたくさんあるのですが、メーカーが直に出すプロ向けサイトが無いことが気になっていたからです。そこで私たちが提供しようということで、メーカーがプロに直接販売する専用サイトを設立するに至りました。情報化社会にあって、流通も非常に便利になりましたが、まだまだ生きた情報をお伝えするに至ってないのではと考えております。もっと詳細な情報、生きた情報を提供してゆかないと、情報ツールも生きてきません。また、お客様が求める結果にも反映することができません。

お客様に浜の情報を詳細に伝えるには専用サイトが必須です。情報化の進歩により、居ながらにして遠方へ商品を発注できるようになりましたが、実際目で見て買うということが出来ないのがサイトの欠点でもあります。私たちは、お客様が実際に目の前で見て購入する感覚に限りなく近づけていきたいと思います。

また、自社サイトを持つ利点は、マーケットプレイスでは制限があることも、積極的に出来ることです。一元化したマーケットプレイスから抜けだし、提供できたら良いと感じたことをどんどんサイトに掲載してまいりたいと思います。当社がレストラン歴20年という経験を活かし、飲食店様にとって使い勝手のよいサイトを構築してまいります。

さかなだマートを十分にご利用いただき、共に繁栄していただきたく存知ます。

飲食店様の後方支援をすることが私たちの仕事です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

2005年9月10日

台風一過

台風が列島を縦断しましたが、みなさんのところは大丈夫でしたか?
私たちの住む町の真上を通っていったのですが、鹿部はほとんど被害もなく、通過していきました。過ぎたあとに吹き返しが少しあった程度です。昨年の台風は鹿部も被害が大きかったんですよ。至るところで電柱が倒れ、屋根は吹き飛んでしまうは、停電が丸二日続くは、木はばたばたと倒れているはで、ほんとすごい有様だったんです。

僕たちの仕事は電気が無いとたいへんなんです。大きな冷凍倉庫をいくつも抱えているので、停電になると、商品がぜ~んぶ融けちゃって使い物にならないんですね。被害額は膨大になっちゃいます。
北海道は、大きな台風があまり来ないので、被害も少なかったことが原因でしょうか、台風に対する防災対策ができてないんです。また、この土地は、駒ケ岳が過去に大きな噴火した跡地なので、火山灰による堆積の上に木なんかが生えているんです。だから地盤がゆるいってのもあるんですね。

とにかく冷凍庫の魚が融けないように、なんとかしなきゃって、自家発電を持っている冷凍倉庫をあたったりするんですが、やっぱりどこも防災対策ができてないので持ってないんです。
そこで、切羽詰まって考えた果てに、「あ・・函館にまで出ればドライアイスを打っているところがあるかも・・」ってことで函館まで行って、なんとかブロック状のドライアイスをトラックに積んでもらって持って帰りました。
電気が回復するまで、丸二日かかったのですが、ドライアイスも半分くらい残っていて、全部助かりました。

 

2005年9月2日

奈良から函館へ

今日はお休みをいただいて、浜へ散歩に出ていました。釣にでも行こうかと下見です。いい天気になると防波堤にも沢山の釣人が訪れます。カレイを釣っている人や、ソイを釣っている人、みんな休日を楽しんでいますねえ。(^ー^) チカ釣をしている人もいました。5分に3匹くらいの釣果でまずまずですねえ。
近々行ってきます。あ、そうそう、今年は鮭なんかも釣ってみようかと考えてるんですよ。
今日はあまりに天気が良くて気持ちいいので、グリーンの光の灯台がある、少し高い防波堤に登り寝転んでいました。こうやって寝転んでいられるのもあと少しでしょうか。もうすぐ秋が来て、足早に去り、冬将軍の到来です。

もうこちらへ来て7度目の冬を迎えます。よく、「どうして北海道へ?」と聞かれます。北海道は国内でありながら、自分の中では遠い場所だったはずなんです。国内はほとんど訪れたし、20代の頃は、貿易の仕事のため、海外へよく行っていましたが、なぜか北海道へは来たことが無かったんですね。

奈良でイタリアンレストランをオープンしたのが24歳の頃で、その時にお客さんで、北海道出身の木村雅行さんという方がいらしたのですが、お散歩の途中、ふらっと店に来てくれて、お店を気に入ってくれたのです。
京都大学を出て、奈良の橿原にある農業試験場で研究されている農学博士です。非常にナチュラルな生き方をされている方で、将来訪れるであろう食に関する健康問題などに、早くから取り組んでおられました。

毎日のように店に来てくれて、赤ワインを飲みながら、これからの食のことや、ハーブのことなど沢山のことを僕たちに教えてくれました。店が終わってからも夜中まで飲みながら、これからの食の問題を教えてくれたもんです。(眠くてうとうとしちゃうときもありましたが。笑)もう、20年前のことです。
おいしいレストランがあるからと連れていってもらったり、おいしいものが手に入ったからと、自宅へ奥様が招待してくれたり、まるで家族のように接してくれたのですね。まだまだ若い生意気な小僧だったのですが、氏は、同じ目線で人を見、当時、僕たちには偉大すぎる想いを強要することもなく、目線を合わせて付き合ってくれました。
そして年齢を重ねるごとに、氏に説いていただいたことが、非常に大切なことであると痛感します。
人生には自分を変えるほどの影響を与える人に、3人出会うとよく言われますが、間違いなくそのひとりだと思います。

よく、北海道はいいところだから、一度は行ってみたらとすすめてくれていたのですが、結局、氏と北海道の話しを一緒にすることはありませんでした・・。
実を言うと、木村さんのご実家がどこにあるのかわからず、こちらへ来たのです。そして引越しも落ち着いた頃、「確か氏のお父さんが建てられた美術館があったはず・・。」と、電話をかけてみれば、弟さんが出られ、なんと・・目と鼻の先にあることがわかったのです。
縁なのでしょうか、運命だったのでしょうか、こちらへ来た土地は、木村さんのふるさとであり、氏のお父さんが美術館を運営されている実家と目と鼻の先だったのです。

未来はわからないものですね。自分でも北海道で住むようになるとは、夢にも考えていませんでした。
氏が亡くなられた翌年にこちらへ来たのですが、当時、仕事上で悩みをたくさん抱えていた僕は、すっかりこの土地が気に入り、「木村さんが呼んでくれたのかな。」と、不思議な気持ちになりました。

先日(9月1日)、みのもんたの、「おもいっきりテレビ」で、氏の6回忌を迎えて特集が組まれていました。
農業に多大な貢献をされた方で、20分くらいの特集でしたが、懐かしさと恩を受けた感謝でこころがいっぱいになりました。普段は多くを語らず本質のみ一言話されていたらしいのですが、知識に乏しい若い僕たちに、一生懸命、日本のこれからの食のあり方を噛み砕いて語ってくれていた姿を思いだします。
まさに氏が憂いでいた時代を迎えました。まだまだ氏に比べれば微力ですが、私たちも氏の意思を受け継ぎ、いつかは氏のように貢献できるようになりたいと考えています。
そのために北海道へ来たのではとさえ感じさせられるんですよ。


2005年8月27日

ありがとうございました。

キャンペーンの申し込みをたくさん頂いています。ありがとございました。 今、「うみのほたる」を観ました。父が「秋田から流れてきて苦労したんだ。」っていうシーンがありましたが、昔は漁師の職業をするには、いろいろと苦労があったんでしょうね。 幸い僕がここへ来た時(7年前)には、素晴らしい漁師さん(吉田さん)に最初に出会ったことが幸運でした。僕を見るなり、「おめ、がんばってきたんだな。」と言ってくれた漁師さんで、どうやら挫折を味わった僕の気持ちを見抜いてたようです。 本当に心やさしい漁師さんでたくさんお世話になりました。ご自身もいろいろとご苦労されてきたように思われます。

ドラマを観ていて、本当にいろんなシーンが、僕が体験したこととシンクロします。 お世話になっている吉田さんのお父さんが、頑固で厳しい人だったんですね。笑 もう傍にいることが怖いくらいで、吉田さん宅で北海タコのさばき方を教えてもらっているときも、イカのさばき方を教わってるときも、ジーーっと包丁さばきを見ていて、少し間違ったり、手間どったりすると、「なにやってんだべ!」って怒鳴られたものです。 ついつい体が固まっちゃいましたね。(T-T) それを傍でそっと見守る吉田さん。 でも、いろいろあるんですけど、あれだけスッパリ叱られるってのもまた日常の中に少なくなってきているので、かえって背筋が伸びるようでした。

晩年はおだやかな様子で、昨年亡くなられたのですが、ドラマを観ていて思い出し、昔は厳しい生活を支えてきたんだろうなと顔が生前の姿が浮かんできました。 鹿部は自然が豊かな漁師町です。後ろには駒ケ岳、眼前には噴火湾。自然と共に生きてきた営みがあります。 僕はこの町が本当に好きですね。 「帰ってきたくなる町」ドラマでもそういう会話がありましたが、ほんとにそう思いますねえ。ほっとするんですよ。

さて、吉野の山で生まれ、北へ北へ移ってきて、この海の町から後半生をスタートした僕は、たくさんの方々に自然の素晴らしさ、厳しさ、そこで生活する人たちのありのままを伝えてゆきたいと思っています。 温かく見守ってください。


2005年8月23日

鹿部の町がドラマの「うみのほたる」

鹿部が海の祭りを迎えるころ、急に気温も下がり、冷え込んできます。企業が協賛して打ち上げる花火は壮観です。また、よさこい踊りや夜店もたくさん並び、みんなを楽しませます。海に命をかける漁師たちも、この日ばかりはみんな陸に上がりお酒に酔い、なにもかも忘れて楽しむのです。

さて、この鹿部を舞台にしたドラマ、「うみのほたる」がテレビ朝日系列で放映されます。8月27日、午後3時からの一時間番組です。家族を題材にしたヒューマンドラマで、鹿部の漁師町の家並みや海、漁の光景などを見ることができます。

ストーリー

昔気質の父、跡継ぎのため帰郷した息子、離婚調停中の男を身ごもった娘の帰郷。ふたたび一つ屋根の下に集まった家族・・。それぞれの気持ちをうまく伝えることができずすれ違っていく想いのなか、ある日三人は、とうとう口げんかになり息子は父を投げ飛ばしてしまう。「とうちゃんだって、助けてほしいときがあるだろ。許してほしい事だってあるだろう!」自分の想いを父にぶつけるのだった。

夏祭りの夜、それぞれの思いを胸に夜空に打ち上げられる花火を眺める息子と父、そして娘。花火の光が夜の海面に幾千にも飛び散り、海の蛍のように美しいきらめきを放っていた。海面に映っては消えていくきらめきを眺めながら息子は自分の中にあった迷いが消えていくのを感じていた。「この海で生きていこう・・この海で、巡る季節をひとつひとつ数えていこう・・。」と。コンブ漁の短い夏の漁期もまもなく終わろうとしていた。

 

このドラマの撮影に漁師たち450人が協力して作り上げられたんですね。僕もドラマを見るのが楽しみです。みなさんも時間があれば見てね。さて、後になっちゃいましたが、さかなだマートが経営する奈良のイタリアンレストランもテレビ放映されることが決まったんです。そこで!記念としてキャンペーンを開催してます。奈良のレストランの近くの方たちは、かくれんぼからのクーポン券をご利用いただくもよし、また、鹿部にある、さかなだネットの商品をご希望の方は、商品をお買い上げ時にクーポンを利用してね。申し込みいただけると、みなさんにプレゼントします。詳しくは、トップページのキャンペーンバナーをクリックしてください。

よろしくお願いします。


2005年7月31日

北海道に戻ってきました。

北海道へ帰ってきています。
いやあ。。HPの開設が一ヶ月以上も遅れちゃいました。
いいサイトを立ち上げたいとの想いが、次々と修正、追加の繰り返しをし、オーバーしちゃいました。
いよいよオープンです。わくわくします。
オープンしたからと言っていきなり盛況とはいかないでしょうが、こつこつとお客様の信頼をいただきながら長くかわいがって頂けることを祈っています。

北海道は今、昆布漁まっさかりなんです。
茅部の昆布は真昆布の産地として全国的に有名なんですよ。
また、生産高も全国一なんです。
北海道では利尻や日高など、幾種類もの昆布があるんですが、真昆布の特徴は、上品で澄んだお出しを取れることで有名です。
その昔、朝廷、将軍家にも献上されたという白口浜真昆布は特に有名ですね。
この白口浜真昆布の名前の由来、最初僕は、白口浜っていうところで採れたものだと思っていたんですか、実は昆布を折ったとき、切り口が白いところから名前がついたらしいんですね。近年は健康ブームで昆布が人気急上昇中です。

びっくりしたのが、天然昆布の解禁日。
解禁の合図で一斉に漁が始まるのですが、漁場は自由なので、良い漁場を確保するため、漁船にはすごいエンジンを積んでスピードが出るようにしてあるんですね。
その様たるや、まるでモーターボートのようです。笑
昆布を棒にからめて根ごと引き抜かないといけないので、漁師さんの腕っぷしもすごいものがあります。まるで丸太のような腕です。
いやはや、パワフルな仕事ですねえ。

こうやって採れる昆布は、乾燥させて全国に出荷されるのです。
生産者の仕事を見ていると、なんでも美味しく感じるのはなぜでしょう。
やはり人が汗を流し、採り、作るそのドラマがいいんでしょうねえ。。
私は旅館や居酒屋さん、魚屋さんで魚を見ると、ひとつひとつのドラマが浮かんでくるようになりました。「あ・・これは雪が降る中、凍傷になりかけながらも捕ったものだ。」とかね。
感謝。

さあ!いよいよオープンです!みさなんに喜んでいただけるよう頑張ります!
みなさま、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 
2005年5月31日

もうすぐ北海道へ

奈良にある、イタリアンレストランに滞在してました。久しぶりに奈良に長く滞在しましたが、奈良も大好きな場所です。近くには東大寺があり、奈良公園があり、二月堂があります。 奈良は古都の町で、語り尽くせないほど観光できるところが沢山あります。 奈良県で大好きなところは、奈良市にある二月堂と、少し南にある世界遺産に指定された吉野山です。 吉野山は僕が生まれ育った場所でもあるんです。

二月堂はお昼も良いのですが、夜は静かな古都の夜の情緒を感じることができます。 石畳でできた道を歩いてゆくと、灯篭に浮かびあがるように二月堂が見えてきます。 奈良に来られたら是非行ってみてください。
奈良のレストランは、僕が18年前に建てたレストランなんですよ。 当時奈良には専門的なイタリア料理店は無かったのですが、今やこの町にもたくさんできました。奈良にあるレストランは学術研究都市に指定されたところで、今も新しいお店や住宅がどんどんできてきています。 奈良に来るたびに風景が変わるので楽しみです。

レストランの仕事をしながらHPを作っているので、なかなか進みませんね。う~ん、あと1ヶ月以内にはオープンしたいなあ。作ってゆくたびに あれもこれもと欲が出るのでますますオープンが遅れちゃうんですよ。(^-^:
近日、北海道へ戻ることにしました。新しい料理やサービスのスタイルの勉強のために奈良に来ていましたが、もう十分やりました。北海道が恋しくなってきたってのもあるんですけどね。笑 さあ、次からは漁師町やお魚のことをどんどん発信してゆきたいと思います。 北海道から発信したいと思います。こうご期待。


2005年5月7日

HP作成の毎日

いやはや、実際HPを作り始めて1ヶ月。もっと簡単にできるのかなあって思っていたけど、 結構時間かかるよねえ。 でも、やるって決めたらやり通したいのが僕の性格。 忙しい合間・・って、ほとんど仕事が終わった夜中なんだけど、コツコツと少しずつ仕上げてます。 「できた。やった!」って思ったらぜんぶやり直しなんてのもあります。 でも、アップすることが楽しみです。早くさかなだマートが日の目を見ることを楽しみながら苦しみながらがんばってる毎日です。

 

2005年4月25日

さかなだマート 社長日記

北海道の漁師町から、食、人、生活、自然、文化など、いろんなことを発信してまいります。 朝早くから手伝ったあと学校へ行く子供たち。 浜市場に上がるいろんな魚のこと、透き通った空気を感じさせる大自然。息も凍る冬の早朝大海原に出て行く漁師たちのこと。 やさしく厳しい自然のことなど、感じたままにつづってみます。